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高齢者移動医療市場には大きな潜在力

業界ニュース 2015-03-24

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おとといの「3-15晚会」(中国国営中央テレビによる毎年の世界消費者権利デーの3月15日に恒例の特別製作番組)では、王苗字のおばあさんがだまされて医療機器に関連する承認番号が一切付いていない「不思議な機能を持つ」医療機器を買ったということが公開されるに伴い、高齢者用医療機器は再度人々の話題になりました。

移動医療は、宣武医院神経内科の副主任•陳彪教授が言った「医者の参加がないと移動医療にならない」によって、再び大衆の視野に入りました。

社会の特殊層として、高齢者の健康は前から社会的な関心事となっています。高齢者は行動が不自由でかつ疾病の監視や予防を必要とするので、移動医療は自然に高齢者の中で巨大な市場があります。

では、高齢者用の移動医療について話してみましょう。

高齢者移動医療市場は200~300億になる見込み

アメリカの有名なコンサルティング会社Frost&Sullivanのレポートによると、第二次世界大戦後のベビーブーム期間に生まれたアメリカ人は、今は老年期に入っています。これらのアメリカ人は、大いにアメリカの医療機器市場の発展を促進しました。総体経済が世界でトップクラスにある日本は、その高齢者人口がすでに人口総数の18%以上を占めています。医療機器製品のニーズが増加したため、日本の医薬品と医療機器市場の規模は、1994年240万億円から2008年1142万億円と急激に上昇しました。アメリカと日本との横方向の対比から見ると、我が国の高齢者用医療機器の市場は巨大な潜在力があります。

また、縦方向の発展から見ると、2012年には、我が国の高齢者人口数は約1.94億人で、関連データによると、同年における我が国の高齢者用医療機器市場の規模は100億元を超えています。今年、我が国の60歳とそれ以上の高齢者人口は、我が国の総人口の15%を占めており、約2.02億人に達しています。同時に、生活水準の向上及び健康に対する追求に伴い、この市場規模は保守的に推定しても200~300億元になるでしょう。

中国社会では、昔から孝を伝わってきて、「健康にお金を使う」ことにも熱心しています。従って、高齢者用医療機器市場は、将来において、医療機器業界が競争する重要な戦場になるでしょう。将来の医療機器業界では、移動医療は自然に高齢者用医療機器市場において巨大な市場があります。

高齢者は、行動が不自由なので、移動医療がもたらす便利及び早期予防がより切実に必要です。しかし、現在、ほとんどの移動医療は若い人向けのものであり、様々な仕掛けや派手な機能は、特殊層としての高齢者に用いることが困難です。正に移動医療が本当に必要とする人々を対象に実施されていないため、あまり意味が無いが、捨てるには惜しいものとなっています。

移動医療と高齢者用医療機器は発展上において一定の近似性があり、両者は正確性、全面性、個性化において高度に一致していることが容易にわかります。

いかに300億元の高齢者市場の助けを借りて移動医療の発展を促進するか?

現在のほとんどの移動医療は、高齢者のニーズや使用習慣から外れていますので、ただ時代のトレンドのトリックとして若い人々の中で流行しているだけで、その正確性はずっと非難されています。また、われわれが必要なのは、ただ血圧、血糖を測れるブレスレット、腕時計ではなく、より専門的かつ専業的な、特に高齢者に適用できる移動医療機器です。

つまり、移動医療は、2つの大きなカテゴリに分けるべきです。第一は若い人々向けのより時代のトレンドに合わせた移動医療で、第二は高齢者向けのより実用性を体現する移動医療です。時代のトレンドは常に変わっています。これは、今、若者を主な対象とする移動医療が意外に発展していない原因となっています。実用性、正確性及び操作しやすさなどの基本的な要求は長期間にわたって変わらないのです。このため、安定した顧客を持つとともに、自然に安定したかつ継続的に成長する市場も持ちます。

従って、移動医療は、時代のトレンドに合わせてトリックを作るのではなく、本当に必要とする顧客層•高齢者に向けるべきです。

この300億元の市場の大きなパイの前で、実用的な機能、高い正確性及び高齢者の使用習慣という2点を重視することは、この魅力的な巨大な市場をつかむための唯一の方法となります。

 

出所:医療器械革新網